ENS第5戦 八海山麓大会は幾田 悠雅が勝利!

最高の舞台で若手が躍動! ENS2025 八海山で新時代の幕開け

ENS2025シーズンの第5戦が、新潟県南魚沼市の八海山麓MTBパークで開催されました。昨年「ENSライツ」を初開催した八海山麓は、常設コースだけでなく、エンデューロに最適なトレイルエリアが充実していることから今回の開催地に決定しました。

「これぞマウンテンバイキング!」極上のトレイル

今大会で最も注目されたのは、第1ステージ(S1)。尾根をメインにしたこのルートは、自然の地形を活かしたパンプと、左右に小刻みにバイクを動かす必要のある、心地よいトレイル。
昨年初めて試走したENSメンバーが「これぞマウンテンバイキング!」と感嘆したほどの、最高のコースでした。

この素晴らしい舞台を準備してくださった八海山麓MTBパークの五十嵐さんをはじめとするスタッフの皆様には、猛暑の夏に多大なご尽力をいただきました。心より感謝申し上げます。ENSは「MTBフィールドを盛り上げる」ことを目的の一つとしています。今後も八海山麓MTBパークの活性化に繋がるような、様々なコラボレーションを計画していきます。

10代が全クラス制覇!フレッシュな顔ぶれが台頭

最高の舞台が整ったサンロクで、ディフェンディングチャンピオンの幾田 悠雅(輪娯館/vittoria/FOX)が貫禄を見せつけ、総合優勝を飾る。続く総合2位には、滑らかでスタイリッシュなライディングが持ち味の朝倉佑太が入賞。

また、今大会では10代の若い選手たちが躍動しました。

  • Aクラス優勝は、今季岩岳大会で特別昇格を果たした小出颯太(MTBクラブ安曇野/白馬高校MTBクラブ)。総合でも4位と健闘しました。
  • Bクラス優勝は、八海山麓をホームとする志太琉晟(WEST MTB Team/八海山麓MTB PARK)。ホームの利を活かし、総合5位に入賞しました。特にS3では、ホームの観客の前で総合2位に相当する素晴らしい走りを見せつけました。
  • Cクラス優勝は、莉王佐野(gennoji)。「ようやく勝てました」と語り、Bクラスへの昇格を決めました。
  • Dクラス優勝は、古田島凰志(八海山麓MTBパーク)が地元ライダーの強さを見せつけました。

全クラスの優勝者が10代という、非常にフレッシュな印象を残した第5戦。今後のMTBシーンを牽引していく若手ライダーたちの活躍に期待が高まります。

さて早いものでENSも11月15-16日開催の富士見高原大会が最終戦となります。
より多くの方に楽しんでもらえるエンデューロをコンセプトに、新たなコンテンツも計画中です。
最終戦富士見高原大会にご期待ください!