SHIMANO ENS Lites2024#4 八海山麓は波乱のレースに

ENSライツ初開催となった新潟県 八海山麓MTBパークは、ローカルライダーが毎週末コースディグやメンテナンスを行い、最高のコースをいつでも提供してくれる素晴らしいMTBパーク。
そんな八海山麓でのENSライツは、大会前日のフリー走行(レースプログラムではない)から多くのライダーが集まり、その熱気はENSライツ史上最も熱いものだった。

大会当日は朝から気温が高く、コースコンディションはスーパードライ。
しかし天気予報通りレースが開始されるとポツポツと雨が落ち始める。
全てのライダーがコールアップを終える頃から本格的に雨は降り始め、レース前半に出走したBクラスとCクラス前半のライダーだけが2ステージをドライで走ることができた。
C D A AAと順番が後半になればなるほど雨の影響を大きく受ける状況に、さすがのA AAライダーも前半組のBクラスのタイムに及ぶことはできなかった。

そして今回の総合優勝はなんとCクラスのライダー 志太琉晟(八海山麓MTBパーク!
上位カテゴリーのBクラスを抑えての優勝となった。

A AAライダーにとっては実力通りの総合リザルトとはならなかったが、クラスごとに見ればコンディションは平等であり、降雨を想定してマッド用タイヤを装着したライダーが上位に食い込むなど、レースならではの醍醐味もあったと言える。

今大会期間中ENSプロデューサーは、パークをデザインする五十嵐さんによる今回使用した以外のトレール要素満点のコースを視察し、来季ENS本大会開催へ前向きだ。
施設内に宿泊施設、キャンプエリア、お風呂があることによるユーザーフレンドリーな施設はMTBerにとってとても過ごしやすく、コースも充実している。
年内はまだまだパーク営業は続き、10月19〜20日にはデュアルスラローム デッドライン&SUNROCK MUSIC ~第28回 八海山麓MTB
大会
が開催される。